何が変わった?『アサシンクリード オデッセイ』良いとこ・悪いとこ!前作との違いも比較
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こんにちは、のっとぬんです。
今回は、「アサシンクリード オデッセイ」の『良いとこ・悪いとこ』を、前作と比較しながら解説していきます!
良いとこ
無駄が少ない広大なマップ
前作に続き、本作の魅力の一つである「ワールドの広さ」。
ギリシアの端から端まで徹底して作りこまれた超絶広い本作は、エジプト全土を舞台とした前作「アサシンクリード オリジンズ」よりも広いんです。
さらに、前作の課題であった「何もない砂漠地帯」が、本作では『海』に変わり、敵の船と戦える戦場に変化しました。
これによって、退屈な移動も迫力ある移動に変わったわけです!
RPG要素の追加
もともと、このシリーズは「RPG要素」なんて考えてもいなかった作品。
それが、前作「アサシンクリード オデッセイ」で初導入されて見事に成功。キャラクターと武器にレベルを設け、アビリティ(特殊能力)の追加など、シリーズ最大の改良がおこなわれました。
今作では、さらにRPG要素を取り入れ、
・非現実的でアクティブなアビリティの導入
・戦闘スタイルの多様化
・体の部位ごとに見た目が変わる
などが追加されました。
前作では、「捕食者の弓」と呼ばれる " 放った矢を操作できる " アビリティがありましたが、本作ではさらに進化して、 " 放った矢が壁越しでも貫通する "アビリティが登場。
他にも、矢が爆発したり、キャラが透明になれるスキルなどなど、面白いスキルが多く存在。
こういったスキルの増加が、戦闘スタイルの多様化にも繋がりました。
本作では、前作のように「盾」が仕えない使用になっているため、攻撃を防ぐにはタイミングよくガードする必要が。かなりハラハラドキドキなんです(笑)
意外と難しいから集中するたこ
装備のカスタマイズ性も向上し、頭から足までの5か所に、それぞれ防具を割り当てることができ、それに伴って見た目も変わる仕様になりました。
前作では、見た目の変更は「○○の衣装」といった名前のアイテムを着用することで変えていましたが、本作はよりカスタマイズ可能で、自分好みに変更できるようになりました。
サブクエの多さとムービーの質
本作、クエストの数はどの過去作にも劣らず、膨大な数のサブクエストがあります。
日替わりで更新されるデイリークエスト等も含めると、終わる気がしないほど。
前作「アサシンクリード オリジンズ」でも、過去作に比べてクエストの数が増加しましたが、ムービーがありませんでした!!
というのも・・
前作は、メインクエスト以外のNPCとの会話シーンがムービーになっておらず、字幕表示がされるだけでした。それが今回、すべてのクエストにおいてムービーが流れるように。
スキップしがちだったNPCとの会話も、ムービーになったことでノンストレスで楽しむことができ、しっかりスキップ機能も用意されているので安心。
多軸に分かれるストーリー
本作から初導入された、『ストーリー中の選択』。
喧嘩腰の態度をとるのか、冷静な判断を下すのか・・こういった判断によって、物語の結末に影響する場面も。
また、結末に直接影響しなくても、NPCとの会話をちゃんと聞いていないと後々後悔することになったりと、今までいなかった楽しみが満載。
古代文明にかなり触れている!
これはファン要素がかなり強いコンテンツで、新規の方からすると「悪い点」かもしれません。
「アサシンクリード」というシリーズが、ここまで続いてきているのも、古代文明「かつて来たりし者」の謎が解明されていないから。
この謎の全貌が明らかにされるとき、本シリーズは終わりを迎えると思ってます!
それだけ重要な話であるからこそ、新規の方は「なんじゃそれ」な話なのですが、ファンにとっては超うれしいです。あざす。
本作は「アトランティス」という海底都市の謎がメインで、シーズンパスの追加コンテンツを通して解明される予定です。
悪いとこ
ローディングの長さ
広大なマップに美麗なグラフィックが映し出される裏には、長時間のロードが。
さらに、サブクエストでもムービーが導入されることによって、前作にはなかった「サブクエストのロード」が追加されることに。
ワシのイカロスを使って空中偵察する際も、主人公とある程度離れてしまうと、主人公操作に戻る際にロードが入ってしまいます。
イカロスの空中偵察は頻繁に使用するので、ロードが入ってしまうのは残念。
崖を上るのが遅い!
これは本作のストレスポイントの一つ。普段のパルクール動作は非常に流動的で、前作よりもスムーズに、ノンストレスに動けるようになりました。
ただ一つ、崖を登るのが非常に遅いんです!
前作「アサシンクリード オリジンズ」では、もっと大胆に素早く登れていたのに対し、本作はチマチマ登っていて非常にストレスが溜まる!!。
歩き方で言うところの、大股歩きと小股歩きたこね
「暗殺」がほとんど無理
本シリーズの敵の倒し方といえば、やはり「暗殺」。ひっそり背後に近づいて、一発グサッと確実に倒していくのがアサシンの戦闘スタイル。
しかし、本作の主人公はアサシンではなく「傭兵」。アサシン教団ができる何百年前も前の話です。
そして、本作から、主人公のレベルが上がると敵のレベルも上がっていく仕様になっているので、なかなか暗殺ができないんです・・
前作でも、過去作に比べて「暗殺がしにくい」という声が上がっていました。
しかし、前作は主人公のレベルが上がっても敵は設定されたレベルのままだったので、最大レベルまで成長させれば無双できていました。
それが本作でできなくなってしまったため、かなり暗殺の難易度が高くなっていまいました。以前のような「アサシンらしさ」は薄れてしまいました・・
イカロスが使いにくい
「めっちゃ使いにくいやん」
これは、私の友人がこぼしていた言葉。
ペットのワシ「イカロス」を使って、空中から敵の人数を把握したり、お宝のありかを探し出せる機能。クエストがあるたびに使う必須ツールになっています。
前作からこのシステムに慣れ続けている自分からすれば、なんら支障のない要素。
ただ、初めて使う人にとっては、「どうやって使えばいいのかわからない「慣れない」といった声が上がっているみたいです。
確かに、お宝一つ探すにしても、カーソルの中心にぴったし当てはめないと読み取ってくれないのは不便かもしれないですね。
主人公がうるさい
「こいつめっちゃうるさいやん」
これもまた、友人がこぼした言葉。ファンからしたら聞き捨てならないアサクリに対する冒涜ですが、一理あります。
歴代アサシンクリードの伝統といってもいい要素なので、許してほしいのですが・・
本作から初めて本シリーズをプレイする人は特に、パルクール時の主人公の声がうるさいと感じてしまうようです。
どういった声なのかというと
「ウォッ」「ウゥ!」「ハァ」「プシュゥー」などなど。
登る、飛び降りる、走るといった動作を行う際に主人公が発する声。
あまりにも頻度が高いので、ストレスポイントになってしまっているみたいです(笑)
さいごに
本作は、本当に端から端まで作りこまれている作品で、今グラフィックが話題の「スパイダーマン」にも劣らない美麗さ。
フォトモードを利用して、気づけば数えきれないほどの写真を撮っていました(笑)
「悪い点」にもあったように、過去作のような「アサシンらしさ」はなくなりました。
どちらかといえば、派手な戦闘を想定して作られている作品です。そのため、「今までのアサシンクリードとは全く別の作品」として捉えてみても問題ないくらいの作品。
良い意味でも、悪い意味でも、前作のフィードバックを生かして良いゲームを作ろうとしている熱意を感じた作品でした!
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