知る人ぞ知る!『アサシンクリード』ってどんなゲーム?2020年最新作に備えて総復習!
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オープンワールドゲームが好きな人は必ず耳にしたことはある「アサシンクリード」。
今年の10月には、シリーズ15作目*1となる「アサシンクリード オデッセイ」が発売されます。 この作品の発売に備えて、「アサシンクリードとは」を総復習していきましょう!
どんなストーリーか
始まりは、2008年に発売された初代「アサシンクリード」。
主人公所属の暗殺集団「アサシン教団」と、それに対抗する「テンプル騎士団」が、“ 第一文明の特殊な能力を持つ『エデンの果実』 ” をめぐって対立する様を描いた作品。
エデンの果実は、作品ごとに異なる形で登場します。エデンのリンゴや、エデンの布、エデンの剣などがあります(ひとまとめにして『エデンの果実・エデンの欠片』という)。
これらは全て特殊な能力をもっており、人を操れる能力、傷を癒す能力などがあります。
アサシン教団は、これらエデンのかけらを「誰も使わないように隠す」のが目的。それに対してテンプル騎士団は「利用して征服」が目的。
現代編では、テンプル騎士団は「アブスターゴ社」となり多ジャンルへ進出し勢力を伸ばします。
どんなゲーム?
作品ごとに異なる時代をオープンワールドで遊べるのが特徴。
壁に上ったり、障害物を飛び越えるといった流動的なパルクールが最大の見どころ。
海賊、貴族、村人といった、アサシンとは無縁の人たちが主人公。そのため、どの作品も焦点を当てる部分が違い、シリーズというより1つの作品として楽しめます。
アサシンクリード
2008年発売の、シリーズ1作目となる「アサシンクリード」。
12世紀末ごろ、第3次十字軍とイスラム勢力が聖地エルサレムをめぐり争っていた時代。
シリアのマシャフに本拠地を置くアサシン教団所属の主人公アルタイルは実力を買われ、20代で師範という地位に上り詰めたものの、傲慢すぎる性格によって任務を失敗してしまい、師範の地位をはく奪される。
教団の大導師がエデンの果実を手に入れ、悪用したがためにアルタイルに殺される。これをきっかけに、アルタイルはマシャフから追放されてしまうが、20年の時を経て戻り、教団の大導師となる。
地下の書物庫にエデンのリンゴを封印すると共に、年老いたアルタイルは椅子に腰かけ人生を終える。
アサシンクリード2・ブラザーフッド・リベレーション
2009~2011年発売。史上最強のアサシンに与えられる『マスターアサシン』の称号をもつ、エツィオ・アウディトーレの誕生から最期までを計3部作で描き上げた傑作。
『アサシンクリード2』では、ルネサンス期のイタリアが舞台。
エツィオの父ジョバンニが処刑される事件を堺に、アサシンの道に進む。味方のメディチ家と、テンプル騎士であるパッツィ家との対立も描かれる。
ロドリゴ・ボルジアの支配からイタリアを救うため暗殺を試みるも、チャンスを逃してしまう。
『アサシンクリード2ブラザーフッド』では、ロドリゴの息子チェーザレ・ボルジアの支配を止めるためにローマに移る。同胞を増やしてギルドを創設し、チェーザレの暗殺に成功する。(チェーザレの父ロドリゴは、親子げんかで死亡)
こうして、エツィオの復讐劇は幕を閉じる。
『アサシンクリード2リベレーション』では、かつてエツィオの父が探していたアルタイルの書物庫を見つけるため、トルコの都市コンスタンティノープル(現イスタンブール)へ旅に出る。
書物庫の鍵を5つ全て手にしたエツィオは、マシャフの書物庫を訪れる。
椅子に腰かけたままミイラ化したアルタイルと、エデンのリンゴが置かれていた。
“ エツィオの死 ” が描かれているのは、短編映像「アサシンクリード エンバース」で見ることができる。
アサシンクリード3
2012年発売。18世紀アメリカで起こった「アメリカ独立戦争」を舞台に、独立派のコナーの戦いを描いた物語。
父であるヘイザム・ケンウェイ(テンプル騎士)に村を襲われ、復讐を誓う。序盤はヘイザムを操作して物語が進んでいく。
ジョージ・ワシントンや、ベンジャミン・フランクリンといった歴史上の有名人が登場する。
広大なフロンティアでは、動物の狩猟といったアクションが追加され、海戦システムも導入された。
かつてアサシン教団の導師だったアキレスとの出会いで、コナーはアサシンになる。テンプル騎士の父と対面し、コナーは殺されかけるも、父の一瞬の戸惑いを隙にみて刺し殺す。
アサシンクリード4ブラックフラッグ
2013年発売。18世紀の海賊黄金時代を舞台に、広大なカリブ海を船で移動できる。
シリーズの中でも「神ゲー」と言われる人気作。
主人公エドワード・ケンウェイは海賊だったが、ある日を境にアサシンに“ なりすまし ”て、ハバナの王宮に招待される身になる。王宮で耳にした、第一文明の遺した「観測所」のことを耳にし、一攫千金を夢見る。
しかし、自身の正体がばれてしまい、ハバナ総督トーレスに追放される。
観測所の起動に必要なエデンの欠片「水晶骸骨」を入手し、同時にトーレス総督を暗殺。
(その後、エドワードはロンドンに「ケンウェイ邸」を建設する。)
アサシンクリード ローグ
2014年発売。シリーズ初の「テンプル騎士団」が主人公の作品。
1750年ごろの北大西洋やニューヨークが舞台となる本作では、今まで「敵」としか見られなかったテンプル騎士団の信条や友情が描かれる。
主人公シェイはアサシンだったが、ある事件をキッカケに怪我を負う。フィネガン夫人のもとで治療を受けていたさなか、ギャングに襲われるも撃退する。
その腕がテンプル騎士のモンロー大佐に評価され、テンプル騎士団に正式に入団する。
アサクリ3で登場したコナーの父親「ヘイザム・ケンウェイ」など、過去作で関わった人物も多く登場する。
最終ミッションでは、アサクリ ユニティの主人公アルノの父親を暗殺するシーンが描かれる。
アサシンクリード ユニティ
2014年発売の「アサシンクリード ユニティ」。
18世紀のフランス革命を背景にした、残酷ながらも色鮮やかな物語。
PS4では初のアサクリで、前作とは比べものにならないほど、パルクールのスムーズさが改善。パリの街並みを歩くだけでも楽しい。
父親がテンプル騎士に殺されたアルノは、収容所に偶然出会わせたアサシンのべレックとの出会いをきっかけに、アサシン教団に入団。テンプル騎士派のエリスと恋に落ち行動を共にする。
のちに、アルノの身勝手な行動によりアサシン教団を追放される。
エデンの剣を乱用するラスボスのジェルマンとの闘いでエリスは死んでしまうがアルノが勝利。その後のアルノについては不詳。
有料DLCが無料配布されるほど、発売当初はバグが多かった。のちに大型修正パッチが配布され改善。
アサシンクリード シンジケート
2015年発売。19世紀のロンドン、産業革命の時代。
主人公ジェイコブ・フライと妹のエヴィー・フライの物語。何かと攻撃的なジェイコブと、何事も冷静なエヴィーが、エデンの欠片「聖骸布」をめぐりテンプル騎士と対立する。
ロンドンにはびこる強大ギャング「ブライターズ」に対抗すべく、ジェイコブ率いるギャング組織「ルークス」をつくる。町の怪事件を解決したり、ケンウェイ邸に訪れたりしながら、ロンドンのテンプル騎士団支部長クロスフォード・スターリックと、聖骸布をめぐって対立する。
スターリックは、聖骸布を奪おうとするもジェイコブとエヴィーにリンチされ死亡。聖骸布は奪わずその場に残した。
二人はイギリス女王(ヴィクトリア女王)の命を救ったとして、聖ガーター勲章を授かる。ジェイコブはロンドンに残り、エヴィーはインドのアサシン「ヘンリー・グリーン」と共にインドへ旅立つ。
アサシンクリード オリジンズ
本作は紀元前44年のエジプトを舞台に、長い間語られてこなかった『アサシン教団の起源』を描いた作品。
エジプト王のプトレマイオスを陰で操る「古き結社」に対抗するクレオパトラとアヤ(主人公バエクの妻であり暗殺者)。 そして、古き結社メンバーに息子を殺された復讐に燃える主人公バエクの物語。
バエクは復讐を遂げ、アヤはクレオパトラに仕えていたが対立の意を示し、二人と数人の仲間で「隠れし者」(のちのアサシン教団)を創設。
シリーズ最大規模のマップに、崖さえも登れてしまうノンストレスなパルクールシステムを取り入れ、レベル制や戦闘システムのRPG要素を多く取り入れた作品。
アサシンクリード オデッセイ
2018年発売。紀元前431年の古代ギリシャが舞台。
エジプトでバエクが「隠れし者」を創設するずっと前の話。
シリーズ初の主人公二人制で、男アレクシスと女カサンドラの物語。マップの規模は前作の1.2倍!
映画「300スリーハンドレット」でも有名な「ペロポネソス戦争」も描かれる。神話にも焦点を当てた今作は期待!!
発売は2018年10月5日。
オデッセイについては、情報追加され次第付け足します!
ばいちゃっ