「アサシンクリード オデッセイ」全クリ後の感想!果たして神ゲーだったのか
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こんにちは、のっとぬん(@notnunblog)です。
ストーリーもクリアして一息つける当たりに達したので、本作「アサシンクリード オデッセイ」は神ゲーだったのか!!
全体の評価を通して、大が付くほどのアサクリファンの私が全力でレビューします!
ちなみに!前作「アサシンクリード オリジンズ」の感想記事で述べた " エンドロール " は果たして存在したのか。必見です!
それではいきましょう
-Question-
「アサシンクリード オデッセイ」は神ゲーだったのか?
前作に続く「古代編」
前作の紀元前46年「古代エジプト」に引き続き、本作も紀元前400年「古代ギリシア」が舞台。
数々の神話が残る時代だけあって、神話の怪物との戦闘も用意されています。
「アサシン教団創設の起源」を描いた前作よりも遥かに以前の話である本作は、主人公が「傭兵」という設定。そのため、「アサシン」というステルス要素からは、かなり路線がズレている作品でもあります。
マップの広さ
マップの広さは、エジプト全土を描いた前作よりも広大。端から端まで本当に作りこまれています。
山から海まで、どこへでも行けるし、登れない場所も存在しません。
前作よりも流動的なパルクールアクションで、ノンストレスな移動を行えます。(崖登りはちょっと詰まる部分もあり)
水中のアクション
どの海でも潜って探索することができるし、稀に遭遇するクジラやイルカなどの動物たちの声が水中に響き渡ります。
赤色に染まった湖など、カラフルでユニークかつ謎めいたロケーションが多く存在。
こういった場所を訪れるだけでもワクワクします(笑)
フォトモード
オープンワールドゲームには定番の「フォトモード」も当然存在。
決定的な瞬間を、簡易加工して保存できます。
どこを訪れても、目に映るのは色鮮やかで美しい絶景ばかり。現代に残っている古代ギリシアの遺跡のほとんどは色が落ちており、当時の様子を想像することは困難。
しかし、今作の徹底的な作りこみ(専門家が絶賛)によって、当時の " 鮮やかさ " が鮮明に映し出されています。
気づけばスクリーンショットは三桁越え。本当に綺麗です。
ただの砂漠から
前作の「何もない砂漠」は「船の戦場」と化し、より無駄のない移動が実現。
そして、本作から「波の表現」が非常にリアルになりました。
#アサシンクリードオデッセイ の波の表現
— のんさん@にゃんこ (@nons_san) 2018年10月1日
従来とは違い、水しぶきをあげるリアルさ!
x
でもb1では水しぶき上がらない見たいです(°▽°) pic.twitter.com/8pk1XiEy5z
船の移動速度は波の大きさに影響を受けるようになり、迫力のあるダイナミックな移動に変わりました。
RPG要素をさらに追加
前作から初導入された「RPG要素」の追加。
前作では、レベルキャップを設け、より迫力のある戦闘方式の採用、主人公や装具にスキル(アビリティ)を設定できるなどなど・・といった大幅な変更が行われ、見事成功。大きな批判なく好評に終わりました。
そして今作も、前作のRPG要素をそのまま引き継ぎ、さらに追加要素を取り入れました。簡単にまとめると、
・ユニークでアクティブなアビリティの登場
・ストーリー中の選択によって物語が変わる
・主人公の見た目を自由に変更できる
といった要素が新たに追加。
矢が壁を貫通するようになったり、主人公が透明になったりするユニークなアビリティの登場によって、戦闘スタイルの多様化が実現。
「生かすか、殺すか」「協力するか、しないか」など、ストーリー中に「選択肢」という要素が追加され、選択肢した内容によって物語の結末が変わっていく仕様になりました。
意外とこの選択に悩む場面も多く、後にその選択が吉と出るのか否かによって必要な作業も変わってくるので非常に面白い要素です!
本作から、体の部位「頭・胴体・腕・腰・足」にそれぞれ防具を割り当てられるようになりました。
それに伴って見た目も変わるので、全て同じ種類で揃えるのもよし、別々の種類同士で組み合わせるのもよし。
装具には、それぞれ独自の特性(PEAK)を持っていて、防御力特化にすることも、攻撃力特化にすることも、オールマイティに装備することも可能になりました。
ステルスはできない!
本作は、今までのシリーズとは違って敵にレベルが存在。レベルによって与えられるダメージは大きく変わってきます。
そのため、従来のような「一発で倒す」ことが出来なくなりました。
もちろん、そこら辺の兵士を背後からザクッっと暗殺することは可能です。しかし、自分よりレベルの高い相手や、「隊長」といった能力の高い敵に対しては、一撃で倒すことは不可能になりました。
こういったことから、今までのようなスピーディーな暗殺プレイは難しくなってしまいました。本作は、暗殺がメインというより、より大胆な戦闘を前提に構成されているゲームになっている致し方ない部分ではありますが・・
もともと私は特攻タイプだったので問題ないのですが、今まで時間をかけて確実に仕留めてきたステルス系の方々にとっては、あまり良いシステムとは言えなくなりました。
シリーズ初の2人主人公制
本作ではシリーズ初、主人公が2人選べるんです。
男のアレクシオス・女のカサンドラのうち一人を主人公として遊ぶことができます。
2015年発売の「アサシンクリード シンジケート」では、男女2人のアサシンをプレイ可能でしたが、それぞれの主人公にストーリーが用意されているのは本作が初。
私は男のアレクシオスを選択しましたが、話の各分岐点に用意された選択によって、その性格を自分なりに偏らせて行くことも可能。
サブクエストの多さ
サブクエストは量も質も過去最大です。
前作ではなかった、NPCとの会話シーンがムービーとして流れるように。
これまでより話の内容を理解でき、スキップしがちな会話もついつい見てしまいます。
毎日更新されるデイリークエストや、週ごとに更新されるウィークリークエストなどを入れると、数えきれないくらいの多さ。
1日2時間プレイしても、完全に終わるまで3か月くらいかかるんじゃないかなってほどのボリューム。
ただ多いだけじゃない!
クエストは膨大だけれども、決して「マンネリ」なわけではありません。
本作から初導入された、「探索モード」という機能。
これは、クエストの目的地を自ら探し出すという高難易度なスタイル。
従来であれば、次の目的地はマーカーで示され、ひたすらそこへ向かえば済む話でした。
しかし!せっかく、こんな広大なマップがある以上、自分で探索したくなる気持ちも出てくる! という人向けに作られたのが作られたのが、この「探索モード」。
もちろん、今までのように、目的地が自動で示される「ガイド付きモード」もあります。
NPCからの情報を糧に、自ら探し出すこのモードは、かなりの好評!
ストーリー
本作に「アサシン」という単語はほとんど出てきません!
今までのシリーズとは大きく異なり、「アサシン教団」もなければ主人公は「傭兵」という立場。
そのため、ストーリーの内容は、今までのシリーズとはほとんど繋がりのないものです。
唯一の共通点をいえば、「かつて来たりし者」という古代文明の話。
ですが、これはシリーズで一番重要な話でありながら、話の内容が複雑すぎてファンにしか興味を持たれていない部分。
つまり、本作は「全く別のアサシンクリード」と見たほうが良いです!
ステルス性の欠ける戦闘方式で、アサシンに関する情報は皆無に等しい(DLCでちょこっと触れられるぽい)ので、はっきり言って別ゲーです!
しかし、シリーズ代々受け継がれてきた広大なマップに美麗なグラフィックはどのゲームにも負けません。
「古代ギリシアを観光するためのゲーム」として販売してもいいくらいの作りこみ。
もうこれは
神ゲー!
と言わずして何と言おうか。
ユーザーを飽きさせることのない多くのメインストーリーとサブクエストに加え、船の登場による移動手段の追加に戦闘の多様性。
その作りこみは素晴らしく、鮮やかで繊細な街並みが見事に表現されており、数々の歴史的ロケーションに出会うことができます。
「メデューサ」などの伝説の怪物との戦闘があったりと、ギリシャ神話の要素をここまでかというほど取り入れています。
前作にあった「盾」が今作では使えなくなり、より戦闘の難易度が高くなりました。
その分、緊張感のある戦闘が楽しめ、前作にはなかったユニークで迫力あるアビリティで自分にあったプレイが可能。
前作「アサシンクリード オリジンズ」をベースに、システムの利便性も自由度も向上した今作。
残念ながら「アサシン」についての要素は過去作でも類をみないほど存在しません。
しかし、初めて本シリーズをプレイする方は特に、その作りこみとグラフィックの美麗さに絶対感動するはず!
オープンワールド好きは絶対プレイして損のない作品であり、まさに超大作。
気になるなら絶対買うべき一作。
ちなみに、エンドロールはなかったp
一番ストレス溜まるのはロード。
あれは長すぎるたこ
神ゲーポイント
・色鮮やかで細部まで作りこまれた広大なマップ
・海戦の登場で、さらに移動が楽しく
・終わりが見えないほどの多くのクエスト
・神話に基づいたキャラやロケーションの存在
残念なところ
・結構死ぬ割にはローディング長い
・アサシンについてはあまり触れられていない
次回作は日本が舞台という噂も!発売は2年後の2020年!期待します!