Google発、ゲーム機不要の「stadia」発表!ストリーミングサービスがもたらすメリットとは?

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こんにちは、のっとぬんです。

Google(グーグル)は19日、米サンフランシスコで行われた「ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)」にて、ゲーム機いらずで遊べるストリーミングサービス「Stadia(ステイディア)」の提供を発表しました!

 

 

Stadiaとは

Stadia(ステイディア)」は、グーグルが新たに開始するゲームストリーミングサービス。

そもそもゲームストリーミングとは?

【ゲームストリーミング】
インターネット上でコンテンツをダウンロードしてゲームを開始する。いちいち本体にダウンロードしなくていいので時間短縮。
最近のゲームはファイル容量がぶっ飛んでるから、これからメジャーになっていきそうな新しいプレイ方法。

 

現在、皆さんがお世話になっているXboxや任天堂スイッチ、PS4はすべて、ゲーム機本体・コントローラー・モニターがあってなんぼの世界

よりクオリティの高いゲームをプレイしようとすれば、それ相応のハイエンドゲーム機(性能の良いゲーム機)が必要になってきます。

 

しかし、今グーグルさんが提供しようとしているサービス「Stadia」は、従来の”ゲーム機本体” という概念が飛んで、ストリーミングの世界に入るんです。

一般的に「クラウドゲーム」と呼ぶのですが、先述した通りストリーミング配信によってサービスを提供するのがそれです。

 

Stadiaはゲームストリーミングサービス、つまりゲーム機が不要。何万円もかけて手に入れていたゲーム機本体が不要なわけです。

必要なものは、ゲームをプレイするためのモニターコントローラー、そしてゲームソフトのみです。(もちろん。本体なくしてソフトの差込口なんて存在しないので、インターネット上でソフトを購入することになります。)

 

 19日に行われたGDCでは、昨年発売された大ヒット作「アサシンクリード オデッセイ(ubisoft)」がデモプレイとして登場。

このゲームは最近流行りのオープンワールドゲームで、容量も40GB越えと、ぶっ飛んだ容量です。

任天堂スイッチなんか、容量制限30GBですからね。

 

Googleとubisoftは提携をしているようで、アサクリ大好き筆者には美味しい話。

 

デメリットは?

さて、ここまでおいしい話ばかりお伝えしたわけですが、その一方で懸念も挙げられます。

ゲームストリーミングの欠点とは何なのでしょうか。

 

先述した通り、ゲームストリーミングサービスはインターネット上でサービスを提供するため、ゲーム機本体が不要で消費者も納得のコスパといえます。

ただし、インターネット上でサービスを提供するとだけあって、やはりインターネット環境(Wi-fi)は必須

 

もちろん、これまでPS4などでオンラインプレイをしている方も数多くいるので、インターネット環境のある家庭の割合は増えてきています。

ただし、ストリーミングでゲームソフトまるまる動かすとなると、それなりに「いい環境」が必要になってきます。これがマルチプレイでなく、オフラインプレイだとしても、ストリーミングである以上ネット接続は必須です。

 

各家庭で通信環境もピンキリですから、スプラトゥーンは普通にできていたのに、ストリーミングだと全然動かない!なんてこともあり得ます。

 

最近では「NURO光」といった、安くて高速な環境を整えられるサービスも波に乗り出してきています。

 

昨年、ストリーミングサービスを用いた「クラウド版アサシンクリードオデッセイ」が任天堂スイッチでリリースされました。

本来、容量オーバーでダウンロードすらできないはずのソフトが、クラウド版に変身したことで任天堂スイッチでもプレイできるようになったわけです。

 

もちろん、私も試してみましたが、やってみるやいなや、画質が悪く、頻繁に画面が途切れ途切れになってしまうハメに。

この原因は、やはりインターネット環境が不十分だったから。

家庭の通信速度が遅い分、ゲームの進行もうまくいきません。クラウド版を遊ぶなら、まずは家の通信環境を整えていく必要があります!

 

ここばかりは、グーグルさんがなんとかできる問題ではないので、自力で改善していく必要があります!

 

どのようにしてプレイするのか

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GDCで行われた、「アサシンクリード オデッセイ」を用いたデモプレイでは、YouTube動画に設置された「Play Now」のボタンを押すことによってプレイが開始。

 

f:id:piel:20190320100438p:plainPlayボタンを押してから、ほんの数秒でゲームプレイが開始。画期的!

4K60fpsにも対応。

 

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ここがストリーミングの凄いところ。通信環境さえあれば、いつでもどこでも、何ででもプレイができてしまう。

モニターとコントローラーさえあれば、できてしまう・・・・

 

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Stadia向けのコントローラの発売も発表。

コントローラー中央のボタンには、YouTubeにストリーミング配信したり、グーグルのアシスタント機能を使うことができます。まさにグーグルだからこそできるクイック機能。

もちろん、これ以外のコントローラーの使用も可能。

 

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将来的には、8K120fpsの実現を目指すとのこと。どんな世界やねん。

これがストリーミングですからね、本体いらないですからね。

 

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teraflops(テラフロップ)というのがあるのですが、圧倒的な強さ。

説明はちょっと難しいので置いときますが、とにかくすごいです。

 

 

2020年には次世代プレイステーションの発売も噂されていますが、今後のゲーム業界はどうなっていくんでしょうね。

ただ、ストリーミング業界は以前に比べて凄い速さで進化してきてるように思います。

「NO boxes, NO downloads, NO limits」従来の常識を覆すStadiaの今後に期待です。