【レッド・デッド・リデンプション2】評価・レビューまとめ!両極端に分かれる"神糞ゲー"の理由とは【RDR2】
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こんにちは、のっとぬん(@notnunblog)です。
今月26日に発売したばかりの新作ゲーム「レッド・デッド・リデンプション2」の評価・レビュー。
-Question-
良し悪し分かれる賛否両論作、その理由とは?
スコアの高い賛否両論作
海外で出されたメタスコアは、なんと97点。これは、「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」以来の高スコア。
しかし、日本のレビューを見てみると、★1と★5の二つに大きく分かれてしまっている・・!!
詳しく言えば、Amazonレビューの★5は、レビュー全体の40%で、残りの60%はそれ以外。
本作は、発売前から大々的に宣伝され、「超大作」「傑作」と予想されてきた作品。
しかし、蓋を開ければ「神ゲー」「クソゲー」の二択。まさに、『神糞ゲー』になってるわけです!(笑)
リアルすぎてクソゲーに?
本作を販売するのは、「GTA」シリーズで知られる「ロックスター・ゲームズ」という会社。
自由度の高さ、グラフィックの良さが売りで、2013年に発売された「グランド・セフト・オート5」は、PS4版も発売されて今なお売れ続けている作品。
そして本作も、とことんリアルに、というより、『リアルすぎる』作品になっているんです。クリエイター陣は、「GTA5」「RDR」に携わった人たちが集結しているだけあって、マジでリアルなんです!
低評価の理由は現実的すぎるから
舞台は1899年のアメリカ西部。主人公であるアーサーはギャングの一員。
これは流石ロックスター。広大な舞台を前に、圧巻のグラフィック。
炎や水、泥までが、鮮明に映し出されています。主人公の挙動や、馬に乗っている際の動き方など、まさに現実を追及し尽くした作品。
街の人々との会話にしても、どう振舞うかによって、その後の街の人たちの反応も違ってきます。愛想よく振舞えば、相手もそれに応えてくれるし、その逆だって可能です。
しかし、そのリアルさ、現実的すぎる部分が返って低評価に繋がっていたりもします。
あまりに内容が現実的過ぎて、激しい銃撃戦もなければ、相応のアクション性にも欠ける部分があります。
つまり、この現実的すぎる要素に対して、ユーザーが
『主人公になり切れて、まるで現実のようだ!』
『ゲームにここまでのリアルさは求めていない、もっと爽快感が欲しい』
と思うか否かの問題。この差が、低評価と高評価に分かれる主な理由になっています。
また、広大な舞台にしても、
『馬で十分、美しい景色を見ながら移動できるのは楽しい!』
『無駄に広いマップ、移動が面倒くさい』
この二つの意見に大きく分かれます。
リアルすぎる舞台を前に、目的地までファストトラベルしたくなるか、歩いていきたくなるか。
要は、このゲーム性に自分は合うのか、ということ。
PS4版でフレームレートが60fpsになることなんてなく、「非常にもっさり」としたプレイ画面。決してスムーズ、爽快とは言い難いものです。
ただゲームをプレイしているという感覚だけでは、面白みを感じられないかもしれません。どれだけ世界観に没入できるか、というところに評価が分かれます。
ストレスポイント
低評価の一因となった、細かいストレスポイントをまとめていきます。
・操作性が悪い
・吹き替えがない
・UIが多い
・指示に従って動くだけ
操作性が悪い
まず、「操作性が悪い」というストレスポイントですが、大概はゲーム内の設定で改善が見込めます。また、操作性に関しては、ほとんど慣れで解決するものです。
吹き替えがない
本作は、英語音声・日本語字幕が基本スタイル。ロックスターのゲームはいつも日本語吹き替えがないので「ロックスターらしい」とも言えますが、キャラクターの声質で誰が話しているかを判断しなければならないので少々不便。
訂正:「話し手表示」が設定できない旨を記載していましたが、設定出来る事のご指摘を頂きました。 誤解を招く記載をしてしまい申し訳ありません。
UIが多い
これは本当に、ストレスポイントというより、残念な点。
本作の制作が何年も前から始まていることが要因なのか知りませんが、とにかく画面上のUI(ユーザーインターフェース)が多い。
上の画像が、今作のマップ表示。いわゆる「ミニマップ」というマップです。
しかし、現代のオープンワールドゲームのマップ表示は、基本「ナビゲーションマップ」というマップの表示方法。
最近のオープンワールドゲームは、ワールドの広さだけでなく、その美麗さにも力を注いでいます。そのため、「せっかくの美しい景観が、無駄なUIでダメになってしまう」ということで使われるようになったのが「ナビゲーションマップ」。
画面上に表示することによって、分かりやすく、スッキリとしたデザインに変わったわけです。しかし、今作ではこの「ナビゲーションマップ」が採用されておらず、昔ながらの表示方法・・・
これに違和感を覚えてしまう人も多いようですね。
指示に従って動くだけ
正直、今のオープンワールドゲームなんて、ほとんど指示に従うだけです。
マインクラフトのようなサバイバルゲームでなければ、「指示があったほうが良い」と思うユーザーも少なからずいます。
しかし、「アサシンクリード オデッセイ」のような、自分で目的地を探索する新しい方法も増えつつあるので、そういう機能があっても良かったのかも。
「指示に従って動くだけ」とは言っても、先述した通り、プレイした人がどれだけ没入できるかによっても楽しさは大きく変わってくるでしょう。
結論
このゲームは、今までの作品でも類を見ない超現実的なゲーム。
多くのゲームが、「リアルさよりもアクション性」を求める今、それに逆らうようにして現れた今作。
自分が主人公になれる環境を作ることで、他のゲームでは当たり前の「アクション性、操作性」を犠牲にした今作。
つまり、この作品は非常に人を選ぶ作品なんです。
この作品の独特な世界観やゲーム性に、自分がどれだけ合わせられるか、というところにあります。
だから、プレイする人によって、この作品は「神ゲー」にでも「クソゲー」にでもなり得るのです。
Youtubeに上がっているトレーラーを見るだけじゃ伝わらないものも多くあります。
もし興味をもったのならば、是非一度、プレイしてみて下さい!!
合う、合わないの保証はできませんが、ハマるとすごいハマる!ということだけお伝えしておきます!
2018年11月からは、オンラインモードの実装も予定されています。やりこみ要素は十分にある作品なので、これからの成り行きにも期待!